クラミジアの症状
性器クラミジア感染症は、日本では感染者数が一番多いSTD(性感染症)です。
20代前半女性の16人に1人、10代後半女性の21人に1人がクラミジアに感染しているとの報告があります。また、女性の80%、男性の50%に自覚症状がないと報告もあります。
このように、特に女性はクラミジアに感染しても自覚症状が出にくいために、知らない間にクラミジアに感染していたり、感染させてしまうことが多くなり、自分が治っても相手が治っていなければ、再び感染してしまうというケースもあります。
〇男性がクラミジアの主な症状
■尿道からのうみ
■排尿時の軽い痛み
■尿道のかゆみ、不快感
■精巣上体の腫れ
■軽い発熱、痛み
■男性の感染者の50%は症状が出ないと言う報告もあります
男性がクラミジア感染するところは、主に尿道です。
尿道炎や 精巣上体炎(副睾丸炎)などの症状が出ます。
尿道からうみが出ることもありますが、治療せずに放っておくと、前立腺炎や血精液症になることもあります。うみの状態は、さらさらしたものから粘りのあるものまであります。
〇女性のクラミジアの主な症状
■ おりものの増加
■不正出血
■下腹部の痛み
■性交時の痛み
■女性の感染者の80%は症状が出ないという報告もあります
女性のクラミジア感染の場合は、子宮頸管 (子宮入口の管)へ感染し、子宮頸管炎をおこします。その後、腹腔内に進入し、骨盤内で様々な症状が出ます。感染したまま治療しないでいると卵管炎をおこし、 子宮外妊娠や不妊症の原因にもなり、上腹部へ感染が広がると肝周囲炎の原因ともなります。
ただし、言われています。
〇咽頭(のど)のクラミジア感染の主な症状
■のどの腫れ、痛み
■発熱など
■※症状が出ない場合があり
オーラルセックスなどにより増加しているのは、咽頭(のど)のクラミジア感染です。咽頭炎、慢性の扁桃腺炎などをおこします。女性が男性に対してした場合、(1)男性の性器から女性の咽頭に感染(2)女性の咽頭から男性の性器に感染、というケースがあり性器感染に比べ、治療に時間がかかるといわれています。
性器クラミジアに感染している女性の10〜20%は咽頭からもクラミジアが検出されたとの報告もあります。